提供にあたってのリスク

採取は、最大限の注意をはらい、万全の態勢で行われています。しかし、造血幹細胞の提供には、リスクが伴います。それは採取の方法によっても違いがありますので、詳しく説明を受けてください。

副作用の多くは一過性の症状です。日本の骨髄バンクドナーの死亡事例は発生していませんが、世界では5例の骨髄ドナーの死亡事故(血縁ドナー4例、非血縁ドナー1例)が報告されています。健常なドナーであっても、稀ではありますが麻酔中に緊急の処置を行う必要が起こる可能性があります。