ドナー登録中の注意点

皆さんは、どのような理由でドナー登録をされましたか。ご家族やご友人など身近な人が造血幹細胞移植を必要とする状況になり、何か力になりたいという方もいらっしゃるでしょう。献血の際や何かをきっかけに、ドナー登録について詳しく知る機会があり、登録された方もいらっしゃるでしょう。白血病など、通常の治療が困難な血液疾患の患者さんにとって、骨髄移植や末梢血幹細胞移植は大きな希望です。

一方で、ドナー登録者の方々はどのような強制もされませんし、必要な情報はすべて提供されます。骨髄バンク事業ではドナーの健康と安全がなにより優先されます。

とはいえ、ドナー登録した全ての人がドナー候補のおひとりとして選ばれるわけでもありません。

日常生活・健康面

骨髄バンクに登録中、日常生活を送るうえでの制限はありません。登録の際に満たしている「ドナーになるための条件」を提供に至るまで維持しておくことがとても重要です。提供の有無にかかわらず、ご自身のためにも変わらず健康であるようにしましょう。

やむを得ない病気などにより、ドナーになるための条件を満たせなくなった場合は、変更手続きをお願いします。引っ越しや長期海外赴任などの場合も、変更手続きを行ってください。

最寄りの日本赤十字社ブロック血液センターへご連絡をお願いします

なお、妊娠中であってもドナー登録は可能ですが、提供は出産後1年を経過するまでは提供できません。服薬されている方は、ドナー候補者に選ばれたときの健康状態によって、提供できない場合もあります。ドナー登録できる・できない条件でご確認ください。さらに詳しい情報は日本骨髄バンク「よくある質問」をご覧ください。

登録内容の変更

氏名・住所変更や健康状態が変化したときは、変更手続きをする必要があります。

また、ドナー登録はコーディネート期間の一部を除き、いつでも取り消すことが可能です。いずれの場合も、最寄りの日本赤十字社ブロック血液センターへご連絡ください。