提供したドナーと患者さんの関係

家族の中に患者ドナーが存在するようになると、家族内の関係性に影響を及ぼすこともあります。

命に関わるモノ(造血幹細胞)をやり取りしたことで起こる影響です。

しかし、移植は治療のための医療行為です。患者さんが申し訳ない気持ちになったり、ドナーさんが責任を感じたりする必要はありません。

医療者が間に入り、互いの関係性がこの医療行為によって影響を受けにくいようにする必要があります。それでも、影響はおこるでしょう。良い影響の場合、悪い影響の場合、大小さまざまな影響だと思います。

そういった影響が起こり得る可能性があるいうことを知っておいてください。