移植治療について

横浜Leaf献血ルームでドナー登録

骨髄移植や末梢血幹細胞移植の重要性を理解して「私もドナー登録をしようかな」とお考えの方も多くいらっしゃると思います。では、実際にドナー登録はどのように行われているのでしょうか。

骨髄バンク事業は、日本においては公益財団法人日本骨髄バンクの事業ですが、実際のドナー登録は各地の日本赤十字社が行っています。それはドナー登録に際して採血する必要があるためです。そのため、各地にある血液センター(一部を除く)や献血ルームのほか、駅前や繁華街などに派遣されるバス型の移動採血車で、献血と合わせてドナー登録の受付が行われています(それ以外にドナー登録だけの登録会もあります)。

神奈川でも、各地の献血ルーム、保健福祉事務所、保健所などで随時ドナー登録を受け付けていますし、移動採血車を使った献血イベントでも受け付けています。今回は横浜駅西口近くにある「横浜Leaf献血ルーム」で、実際にどのようにドナー登録が行われているのか、ご紹介したいと思います。

横浜Leaf献血ルームで登録するには

神奈川県赤十字血液センターが運営する「横浜Leaf献血ルーム」は、JR横浜駅西口から徒歩5分、横浜ファーストビル14階にあります。この「横浜Leaf献血ルーム」はまるでカフェのような内装で、訪問した土曜日も、献血に来られた方が、コーヒーや雑誌、本を読みながら献血の順番を待っていたり、献血後の休憩を取られたりしていました。

ドナーとして登録するには、骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容をよくご理解いただく必要があります。また、他にも様々な要件があるため、登録の前に専門の方から説明を受けることが重要となります。神奈川県内の骨髄登録会においては、ドナー登録の前に、一定のカリキュラムを終えた説明員がドナーに関する説明を行っています。訪問した日も「神奈川骨髄移植を考える会」に所属していらっしゃるボランティアの説明員の方が、献血に訪れた方に対して骨髄バンクの紹介と、登録に際しての説明をされていました。

献血と同時にドナー登録できます

ドナーとして登録を申し込む際には、2 mLの採血が必要です。もちろんドナー登録だけで献血ルームを訪れる方は、この採血と登録申込書の提出だけでも構いません。ただ献血も一緒にされる方は、登録の説明を受けてから献血の受付をすると、献血の採血と同時に、ドナー登録の採血も行うことができます。この日もドナー登録希望の方は、献血の受付前にドナーに関する説明を受け、登録申込書と一緒に受付を済まされていました。こうすることで献血と同時にドナー登録をすることができます。

ドナー登録に関する説明は10分程度

ドナー登録に関しての説明は、おおよそ5分から10分程度になります。まず初めにドナーとして登録するために必要な様々な要件についての説明があります。

骨髄バンクの説明

次に、ドナー登録から、実際にドナーとして提供するまでのおおまかな流れの説明になります。採取方法は2種あり、ドナーの骨髄から幹細胞を採取する骨髄提供と、末梢血から幹細胞を採取する末梢血幹細胞提供に分かれますので、それぞれの説明が行われます。

移植についての説明

ドナー登録申込書に記入して完了

そして最後にドナー登録申込書に記入します。申込みに際して、特に必要な書類などはありません。名前、生年月日、身長、体重、血液型、住所など連絡先、それからメールアドレスの記入が必要です。申込書に記入して、署名した段階で申し込み自体は完了します。この後、このドナー登録申込書を献血受付に出し、2 mLの採血をして登録の手順は終わりです。登録すると下のようなカードを発行してもらえます。

登録申込書の記入

説明から申込用紙の記入、そして採血まで、時間にして30分程度で登録は終わります。申込みをしたからと言って、強制的に移植提供に至るわけでもありませんし、逆に提供できるかどうかも、この段階ではわかりません。ただ、たとえ提供に至らないとしても、患者さんから見れば命をつなぐ可能性が広がることは間違いありません。まずは献血だけでもぜひお近くの献血ルームに足を運んではいかがでしょうか。

横浜leaf献血ルーム